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公務員のデメリット!ここが嫌だよ、お役所は!(2) [公務員のメリット・デメリット]

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まだまだデメリットは続きます。

今回は、私が一番「ゲェーーーーッやっていけねえ!」と思ったことです。



③ 冠婚葬祭のマナー

 ②の人間関係に深く関わってくるのが、冠婚葬祭です。公務員は特に形式・礼儀を大切にしているので、上手くやらなければ大変です。

 何が困るって、香典ですよ。

 例えば、職員の親が亡くなると、電子掲示板か何かに貼りだされます。

 「○○さんの実父が亡くなりました。お通夜と葬式はここでやってます」という具合に。

 これを見て、知り合いの職員の名前がいたら、香典を持っていかなければなりません。

 見逃せば無礼者です。自分がもらっているような場合は特に。

 ですが、誰も親切に、○○さんのお香典集めてマースなんて、声をかけてくれません。

 思い出すと胸がキュッとする体験談

  一度、私と同じ課の職員で、上から二番目くらいに偉い上司の親戚が亡くなった際、香典を出さなかった人がいました。

  同じ課内なので全員まとめて香典を出そう、ということで、職場内の一人が代表として集めたのですが、誰に声かけをするでもなく、自発的に回収係に渡しに行かなければならない中、それに気付かなかったのだと思います。

  彼は仕事は出来ますが、どこか疎いところがありました。だからこそ、私は親近感を覚えていました。

  香典なんて人の気持ちによるところもありますから、「出してください!」とか「出しましたか?」なんて気軽に聞けるものでもないですし、ましてや出す気のない人に「××さんが集めていますよ」というのも言いにくい。

  もしかしたら、自分が気付かなかっただけでとっくに回収係に渡しているのかも知れないですし。

  私は当時、てっきり彼はもう回収係に香典を渡したものだと思っていました。

  事実、彼は香典返しを受け取っていました。

  ですが、そうではないと知ったのは……、②を読んでくださった方には察しがつくのではないかと思います。

  はい、彼のいない飲み会の席です。

  彼は香典を出していませんでした。

  その時の職場は大した人数ではなかったので、彼にだけ香典返しを渡さないというのは非常に目立つので、上層部が話し合って彼にも香典返しをしたのだ、と聞かされて、私はびっくりしました。

  彼は前述の通り疎く、良好な人間関係を築くのが下手で、確かに少し空気の読めないところがありましたが、出してもいない香典にお返しをもらったとき、彼は何を思ったのか。

  「出していません」と突き返す勇気はなかった。きっと私にも、ない。

  彼もまた、いつかの将来の私に見えました。

  うっかり掲示板を見逃して、失礼なことをしているのに誰にも指摘されず、周りから非常識な人間として見られる。

  こんなに恐ろしいことはない。

 冠婚葬祭のマナーは、なにも公務員に限ったことではなく、社会人として当然身につけておかなければならないものだと思います。

 しかし、公務員は元同僚が毎年増えていくので、アンテナを常に張り巡らせておかなければならない、という点が非常に大変です。


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